スキージャンプ混合団体で、スーツ規定違反のため失格となった高梨沙羅さんが「検査方法がいつもと違う」と指摘したことがわかりました。
高梨沙羅さんの失格についてはネット上で話題になっていますよね。
高梨沙羅ちゃん、失格って何?
— ルイス (@TuslHelTsKB1lKh) February 7, 2022
スーツが大きいの?
なぜ飛び終わってから???
飛び終わってからスーツの大きさ検査するの?
ちょっと‼︎
— うっちー♬ (@joy56fctry) February 7, 2022
誰か教えて‼︎
高梨沙羅
なぜ失格??#高梨沙羅
なぜ、高梨沙羅さんが失格と判断されたのか疑問を抱く方が多かったようです。
競技を終えた現在も、ニュースになるほどの話題になっていますが、失格の原因は曖昧のままです。
しかし、失格の原因は検査官にあるのではないかという情報がありました。
そこで今回は、高梨沙羅さんが失格になった原因についてまとめていきたいと思います。
高梨沙羅がスーツ規定違反で失格
まず、高梨沙羅さんがスーツ規定違反による失格についておさらいしたいと思います。
2022年2月7日に行われたノルディックスキージャンプで高梨沙羅さんが失格となった内容がこちらになります。
高梨は納得の笑顔を見せ、3位に大差の2位につけたかと思われたが、直後にスーツ規定違反が判明。まさかの失格によりポイントは入らなかった。状況を知った高梨は号泣。関係者に支えられて引き上げた。
引用:デイリー
高梨沙羅さんの失格は、1回目のジャンプ後にランダムに行われる検査で判明しました。
検査官によると、高梨沙羅さんのスーツは両太もも部分が規定より2センチ大きかったと失格の判断を出したようです。
高梨沙羅さんが着ていたスーツは、個人戦の時に着ていたものと同じものだったようですが、なぜ今回はスーツ規定違反だと判断されてしまったのでしょうか。
調査していきたいと思います。
スーツ規定違反は本来の測定方法と違ったことが原因
個人戦の時と同じスーツを着ていた高梨沙羅さんが、今回失格とされた原因は、スーツの測定方法に原因があったのではないかとされています。
スーツ規定違反というものは、割と多いということなのですが、今回は高梨沙羅さんのほかに4人の選手がスーツ規定違反と判断されています。
いくら多い違反とはいえ、一気に5人もの選手がスーツ規定違反と判断されるのは不自然のような感じがしますね。
そして、高梨沙羅さんは、全日本スキー連盟の聞き取りでスーツ規定違反についてこう答えています。
スキージャンプ混合団体でスーツの規定違反で失格となった女子の高梨沙羅(クラレ)が全日本スキー連盟(SAJ)の聞き取りに「検査方法がいつもと違う」趣旨の回答をしたことが分かった。
引用:スポーツ報知
これに対し、全日本スキー連盟は、国際連盟に検査方法のあり方について意見書を提出するとのことです。
スーツ測定方法に関して、ノルウェーのアンナオディネ・ストレムさんも、これまでの検査方法と違い、少し奇妙だったと証言していることから、今回の失格の原因は、スーツの測定方法に原因があると考えられそうですね。
では、高梨沙羅さんが言う、「検査方法がいつもと違う」とはどういうことなのでしょうか。
解説していきたいと思います。
本来のスーツ測定方法と今回のスーツ測定方法の違い
それでは、本来のスーツ測定方法と今回のスーツ測定方法の違いについて解説していきたいと思います。
初めに、本来の方法と今回の方法で比較してみましょう。
本来の測定方法 | 今回の測定方法 | |
スパッツの脱着 | スパッツをはいたまま太ももを測定 | スパッツを脱いだ状態で測定 |
腕の位置 | 体から約30センチ離した位置まで広げて測定 | 万歳の状態で測定 |
表から比較しても、本来の測定方法と今回の測定方法は全く違っていることがわかります。
スキージャンプのスーツは、風の影響などを考慮し、規定をギリギリ通過できるくらいで作られているため、測定のやり方が変わるだけでも測定結果が変わってしまうようです。
つまり、今回はいつもと違う測定方法だったことから、個人戦で使用したスーツでも規定違反と判断されたということになったのでしょう。
まとめ
今回は、高梨沙羅さんが失格になった原因についてまとめさせていただきました。
原因としては、スーツ測定方法がいつもと違ったというところで、納得がいかないと感じる方も多かったと思います。
今後は、測定方法を統一し、誰もが納得できるやり方を確立していただきたいですね。
全日本スキー連盟は、今回の騒動で国際連盟に意見書の提出をされるということで、どのような返事が返ってくるのか注目が集まりそうですね。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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