「エッホエッホ」「ビジュいいじゃん」「秒で推せる!」
2025年上半期、Z世代の間でバズった言葉やSNSトレンドを知っていますか?
15~28歳を中心とするZ世代は、SNSや動画アプリで日々トレンドを生み出しています。
この記事では、Simeji・Z総研・TikTok上半期ランキングをもとに、「今Z世代が熱中しているモノ・コト」をわかりやすく解説します。
また、2025年下半期に流行りそうなモノ・コトについても予測してみたいと思います。
流行に乗りたいあなた、Z世代と接点のある方、必見です!
Z世代とは?

まずは、Z世代について簡単に解説していきたいと思います。
Z世代とは、1996年〜2012年頃に生まれた世代を指します。
2025年現在では主に「15歳〜28歳」ほどが該当し、高校生から社会人初期層までが中心です。
スマホネイティブ・SNS世代とも呼ばれ、自己表現や共感性、ビジュアル重視の傾向が強く、流行のサイクルが非常に速いのが特徴です。
では、そんなZ世代の2025年上半期の流行語ランキングはどうなっているのでしょうか?
2025年上半期の流行語ランキング(Simeji調査ベース)

2025年上半期の流行語ランキングは以下の通りです。
ランキング | ワード | 意味・背景 |
---|---|---|
1位 | エッホエッホ | 疲れてるときや頑張ってるときの擬音。TikTokの音源が由来。 |
2位 | 秒で推せる | 一目見てすぐに「推し」としてハマる様子を表現。 |
3位 | ビジュいいじゃん | 外見・雰囲気がいい!=ビジュアルが神、という意味。 |
4位 | ○○しか勝たん | 「〇〇が一番好き」「〇〇が最高」など強い推し表現。 |
5位 | ガチ恋距離 | アイドルや推しとの近距離感、リアルすぎて恋しそう! |
※上記のランキングは、主にTikTokやInstagramのリール、YouTubeショートなどの音源・動画がデータになっています。
2025年上半期の代表的なトレンド

ここからは、2025年上半期の代表的なトレンドをいくつか紹介していきたいと思います。
SNSで流行した音源・フレーズ
- エッホエッホ体操:ゆるい動きと中毒性のあるメロディでバズった。
- 起きて〜!〇〇だよ〜:恋人に起こす風セリフ動画がZ世代にヒット。
- ビジュしか勝たんダンス:顔アップ→全身コーデ披露の流れ。
これらのトレンドは、主にTikTokで流行ったものになります。
推し活・カルチャー系トレンド
- アクスタ(アクリルスタンド)収集が継続ブーム
- 推しに送る“オリジナルファンレター風”デザインが流行
- ライブレポ×インスタ投稿の定番化(画像テンプレアプリも人気)
Z世代は「推し活=自己表現」と考える傾向があり、SNSを活用して仲間と“共感しあう”文化が中心になっています。
2025年下半期トレンド予想

次に2025年下半期のトレンドについてジャンル別に予想してみたいと思います。
①SNS・ネットカルチャー編
■ 流行しそうな言葉・言い回し(予測)
ワード候補 | 予測理由 |
---|---|
「秒で沼った」 | “推し”との出会いや中毒性を強調する言葉として進化系が来そう |
「尊すぎて宇宙」 | 「かわいすぎ」「エモすぎ」系のインフレ表現がさらに拡大 |
「〇〇待って無理しぬ」 | 大興奮×感情崩壊系のテンションが主流化 |
■ プラットフォーム動向
- TikTokの“音源発掘アカ”が人気化:隠れバズ音源を紹介するキュレーター型が流行。
- ThreadsやLemon8が“ビジュ・語感トレンド”の発信源に?:Instagramの代替ではなく、独自文化の中心地に。
- AIボイスで遊ぶ動画がブーム化:「推しが自分の名前を呼ぶ」など、AI活用系コンテンツが拡大。
②推し活・キャラクター・エンタメ編
■ 推し活の進化系
- “クラファン型”応援文化の拡大:「応援購入」でグッズ化・写真集化を実現する流れが加速。
- 3D・AI推し画像生成ツールが一般化:「自分だけの推し」を作って推す文化も伸びる可能性あり。
■ アニメ・ドラマ
- 秋アニメ注目作(予測):『ぼっち・ざ・ろっく!2期』『スパイファミリー続編』など話題化確実。
- ドラマでは“深夜SNS系”ジャンルが再ブーム:「推しとの仮想恋愛」や「推し活ルームメイト」系ドラマが来そう。
③ファッション・ビジュアル系
■ ビジュワード傾向(予測)
- 「病みカワリバイバル」:令和病みかわが再流行、紫や青系メイクがZ女子に浸透。
- 「量産地雷の再定義」:新しい“地雷系”が登場(例:モノトーン+素肌風)
- 「推しビジュコーデ」:推しの色や世界観を表現する着こなし投稿が再燃
■ メイク&アクセサリー
- 涙袋アートが進化:「ラメだけでなくカラーで遊ぶ」系
- 耳上リボン or 耳前ピンが流行:ヘアアクセの見せ方が変わる予感
④ テクノロジー&ライフスタイル系
■ AI活用
- AIでつくる“自分専用名言”投稿が流行かも:ChatGPTなどで名言や“自分を励ますフレーズ”を生成して画像化。
- SNSで「AIキャラ」と会話を投稿する文化:架空キャラと恋人ごっこや人生相談風が人気化するかも。
■ ライフスタイル
- タイパ(タイムパフォーマンス)重視の時短アイテム:Z世代の「短時間で効率よく満足」志向が拡大。
- おうちビジュカフェ系:SNS映えする部屋カフェ化が引き続き人気。
まとめ:Z世代のトレンドを知ることは未来の“今”を知ること

2025年上半期のZ世代トレンドを振り返ってみると、「ビジュ」「共感」「自分らしさ」といったキーワードが強く反映されていました。
企業や大人世代がZ世代とつながるには、単に言葉を真似るのではなく、彼らの価値観を理解することが何より大切です。
また、2025年下半期のトレンドはあくまで予測ですが、主にAIを活用したものがトレンドになっていくのではないかと思われます。
これから先、AIを活用する場が増えていくことは間違いないので、この機会にAI活用術を身に付けておくと良いかもしれませんね。
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