2022年2月28日に、トヨタの主要取引先である小島プレス工業が、サイバー攻撃を受けた可能性があると報道がありました。
これにより、部品不足に陥ったトヨタは、3月1日に全工場の稼働を停止することを発表されました。
これに対し、ネット上では、誰の仕業なのかについて声が挙げられていました。
やっぱサーバー攻撃でトヨタ全社稼働停止らしい
— 暇人の極み (@R6SKatakunaX123) February 28, 2022
誰が攻撃してきたのかな~?
このタイミングでトヨタの取引先がサイバー攻撃で明日は国内の工場稼働停止。。
— ひでき@天まで届け❗大吉パワー🎵🐼🎵 (@hide_glory) February 28, 2022
ロシアに経済制裁同意した事に怒ったあの国の仕業か?
あの国ならやりかねない!
トヨタの工場が、取引先がサイバー攻撃を受けたことにより明日稼働停止。
— アデリー☃️投資エンジョイ勢 (@kakka7070) February 28, 2022
一体誰が🤔
部品供給会社がサイバー攻撃でトヨタが全工場稼働停止😱😱
— もぐもぐ (@mogumogu0125) February 28, 2022
これもロシア侵攻の影響なの⁉️
なんだか大変な世の中のなってしまった😖
#newszero
また、最近では、ロシアのウクライナ侵攻問題が話題になっていますよね。
それに伴い、小島プレス工業へサイバー攻撃を仕掛けた組織は、ロシアと関係しているのではないかと意見されている方も多く見られました。
様々な意見が飛び交う中で、本当の原因は何なのか、気になる方が多いと思います。
そこで今回は、小島プレス工業へサイバー攻撃を仕掛けた組織について調査していきたいと思います。
小島プレス工業がサイバー攻撃を受けた可能性
まず、サイバー攻撃を受けたとされる小島プレス工業は、愛知県豊田市にあり、トヨタの主要取引先となっている会社になります。
その小島プレス工業では、2月28日、システム障害が発生し、トヨタへの部品供給ができなくなったと報告されています。
システム障害が起きたのは、樹脂部品をトヨタに納める小島プレス工業(愛知県豊田市)。広報担当者は「サイバー攻撃を受けた可能性が高い。原因を含めて調査している」と話した。
引用:朝日新聞DIGITAL
原因は現在調査中ということですが、サイバー攻撃を受けたことで、システム障害が発生したと考えられているようです。
このシステム障害が復旧できない限り、トヨタへの部品供給はできず、トヨタは3月1日以降の稼働も停止される可能性が考えられます。
突然起きたサイバー攻撃ですが、仕掛けたのはどんな組織なのでしょうか。
調査していきたいと思います。
サイバー攻撃を仕掛けたと考えられる組織
それでは、サイバー攻撃を仕掛けたと考えられる組織についてまとめていきたいと思います。
サイバー攻撃を仕掛けた組織として考えられるのは以下になります。
- ハッカー集団
- ウクライナ侵攻問題で話題のロシア
それでは一つずつ解説していきたいと思います。
考えられる組織①ハッカー集団
一つ目の組織は、ハッカー集団によるサイバー攻撃の可能性です。
ハッカー集団によるサイバー攻撃は、過去にも事例があり、同じハッカー集団による仕業なのではないかと考えられます。
昨年12月には、トヨタ系で最大手の部品メーカーのデンソーがハッカー集団によるサイバー攻撃を受け、従業員の個人情報が流出した。
引用:朝日新聞DIGITAL
前回の被害から今回の被害までの期間が短いということ、同じ部品メーカーの被害であることなどを考えると、サイバー攻撃を仕掛けた組織として最も可能性が高いのではないでしょうか。
考えられる組織②ウクライナ侵攻問題で話題のロシア
二つ目に考えられるのは、ロシア組織が関わっているのではないかということです。
トヨタの工場はロシアにもありますが、ウクライナ侵攻問題でトヨタにも動きがあったようです。
トヨタ自動車は、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始したことを受けて、住友商事が手がけるウクライナでの販売活動を停止したことを明らかにした。2月24~25日の2日間、営業活動を停止し、従業員は自宅待機とする。
引用:日刊自動車新聞
ウクライナでは、トヨタやレクサスなどの店舗が37店舗ほどあり、年間販売台数は約2万台規模でシェアトップのようです。
このことが関係していてサイバー攻撃を受けた可能性も考えられますね。
サイバー攻撃の原因はハッカー集団によるもの
小島プレス工業が受けたサイバー攻撃について、ハッカー集団によるものやロシアのウクライナ侵攻問題に関係しているなど可能性を調査してきました。
原因は明らかになっていませんが、ハッカー集団によるサイバー攻撃と考えるのが最も当てはまるのではないでしょうか。
というのも、過去の事例からみてみると、様々な企業がハッカー集団によりサイバー攻撃を受けていることがわかりました。
企業を狙ったサイバー攻撃は世界的に激化しており、特に電力やガス、鉄道など、生活に欠かせないインフラを担う企業の警戒は高まっている。
中でも「ランサムウエア(身代金ウイルス)」と呼ばれるデータを暗号化して使えないようにして、復旧と引き換えに金銭を要求する手口が主流となっている。
国内でもサイバー攻撃の被害は相次ぎ、令和2年には、ゲームソフト大手「カプコン」が攻撃を受け、取引先や社員などの個人情報を大量に盗まれたほか、自動車大手「ホンダ」も攻撃を受けた。
引用:産経新聞
他にも被害にあっている企業はあるようですが、多くの企業がハッカー集団によりサイバー攻撃を受けているとなれば、今回の件もハッカー集団によるものと考えるのが妥当なのではないでしょうか。
まとめ
今回は、小島プレス工業へサイバー攻撃を仕掛けた組織について調査してみました。
小島プレス工業のシステム障害が発生した原因はサイバー攻撃を受けている可能性が高いと言われていますが、現段階では調査中となっています。
詳しいことは今後、判明すると思いますが、過去の事例から、ハッカー集団による被害の可能性が高いと思われます。
とにかく、今は一日でも早くシステム障害が改善され、通常通りに戻ることを願いましょう。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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