就活するにあたり、エントリーシートを初めて書くという方もいると思います。
その際に、「エントリーシートの書き方がわからない」、「自分のアピールの仕方がわからない」などと悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、エントリーシートの書き方について詳しく解説していきたいと思います。
エントリーシートとは?

エントリーシートは、就活の際に、企業に提出する公式の応募書類です。
自分自身を企業にアピールするものであり、重要な書類になります。
エントリーシートには、氏名や住所、学歴、志望動機や自己PRといった記入欄が設けられています。
エントリーシートを書く時の注意点

エントリーシートを書くにあたり、いくつかの注意点があります。
ここでは、エントリーシートを書く時の注意点について解説していきたいと思います。
口調は統一する
エントリーシートを書く際は、文末を「ですます調」か、「である調」で統一するのが基本です。
また、「でも」や「だから」、「私的には」といった、話し言葉は使わないようにしましょう。
口調が混在していたり、話し言葉を使っていたりすると、選考で落とされてしまう可能性があります。
誤字・脱字に注意する
エントリーシートは、今後の選考に進めるかどうかを左右する大事な書類です。
誤字・脱字があると、相手からの印象が悪くなります。
エントリーシートを提出する前に、誤字・脱字はないか、必ず確認するようにしましょう。
記号の使用を避ける
普段、SNSや連絡手段で多く使われている「!」や「?」といった、記号は使用しないようにしましょう。
エントリーシートは、企業に提出する公式の応募書類です。
自分の気持ちを表現する際は、言葉で伝えるようにしましょう。
読みやすい文字で丁寧に記入する
エントリーシートが手書きの場合は、鉛筆やシャーペンではなく、黒のボールペンか万年筆で記入しましょう。
また、読み手のことを考慮し、読みやすい字で書くことを心がけましょう。
字の上手い、下手にかかわらず、丁寧に記入することが大切です。
エントリーシートの書き方

ここからは、エントリーシートの書き方について解説していきます。
ステップ1 基本情報を記入する
エントリーシートの基本情報には、日付、氏名、生年月日、住所、連絡先、性別などの記入欄があります。
順番に記入方法を解説していきたいと思います。
①日付を記入する
日付は、企業先に提出する日付を記入します。
郵送の場合は、投函日を記入し、メール添付で送信する場合は、送信日を記入しましょう。
②氏名を記入する
氏名は、書式によってフリガナの書き方が異なります。
カタカナで「フリガナ」とある場合には、カタカナで記入し、ひらがなで「ふりがな」とある場合には、ひらがなで記入しましょう。
③生年月日を記入する
生年月日の記入は、「西暦」か「和暦」の指定があるかどうかを確認しましょう。
指定がある場合は、それに合わせて記入するようにしましょう。
特に西暦・和暦の指定がない場合は、どちらかに統一して記入しましょう。
④住所を記入する
住所は、都道府県名からマンション・アパートなどの建物名まで、正しく記入しましょう。
また、企業先から書類が届くこともある為、現住所と異なる場所で受け取り希望の場合は、そちらの住所も正しく記入しておきましょう。
⑤連絡先を記入する
連絡先は、日中でも連絡の取りやすい電話番号を記入するようにしましょう。
エントリーシートによっては、e-mailアドレスの記入欄があるものもあります。
「l」や「1」のように、似ている文字がアドレスに入っている場合は、相手がわかりやすいように記入するようにしましょう。
ステップ2 学歴・職歴を記入する
学歴を記入する際に、どの時点から記入すればいいかわからないという方も多いでしょう。
特に決まりがある訳ではありませんが、「中学卒業」から記入するのが、一般的です。
①学歴を記入する
学校名の記入は、省略せず、正式名称で記入しましょう。
また、見やすくする為に、「〇〇中学校 卒業」のように、学校名と入学・卒業区分の間隔を少しあけて記入すると良いでしょう。
※予備校に通っていた場合については、記入する必要はありません。
②職歴を記入する
職歴についても、学歴の記入方法と同様、会社名は省略せずに、正式名称を記入しましょう。
職歴が無い場合には、空白にするのではなく、必ず、「なし」と記入するようにしましょう。
ステップ3 志望動機を記入する
志望動機を書く際は、「志望理由」→「具体的エピソード」→「エピソードの教訓」→「自分がやりたいこと・できること」の順番で構成しましょう。
①志望理由
まず初めに、自分がどんな会社で働きたいと思ったか志望理由を書きます。
そして、応募した会社のどの部分に魅力を感じたかを書きましょう。
②具体的エピソード
志望理由を書いたら、具体的エピソードを書いていきます。
「~なので貴社を志望します」という志望理由だけでは、説得力や具体性に欠けます。
そこで、自分の経験から、志望理由に繋がる具体的エピソードを書くことで、説得力が増し、印象に残りやすい志望動機にすることができます。
③エピソードの教訓
具体的エピソードを書いたら、次は、そのエピソードから得たこと・学んだことを書いていきます。
エピソードの教訓を添えることで、志望理由を裏付ける根拠になります。
④自分がやりたいこと・できること
最後に、自分がやりたいこと・できることを書いていきます。
入社後にやりたいこと・できることを書くことで、仕事に対する積極性や熱意をアピールすることができます。
ステップ4 自己PRを記入する
自己PRは、あなた自身がどんな人間なのか、個性や強みは何なのか、などを正しく理解してもらえる内容になっているかが重要になります。
その為、自分の長所や強みを書くだけでなく、その理由や具体的なエピソードを交えて自分の良さをアピールしましょう。
書き方としては、「結論」→「理由」→「具体例」→「結論」で書くと、まとめやすくなります。
エントリーシートの書き方についてまとめ

今回は、エントリーシートの書き方について詳しく解説させていただきました。
エントリーシートとは何か?エントリーシートの書き方がわからないといった悩みを抱えている方は多いと思います。
また、書き方は知っているけど、自分をうまくアピールすることが難しいと悩んでる方が多いのも事実です。
ここまで、エントリーシートの書き方について解説してきましたが、一人で仕上げても、なかなか納得のいくものに仕上がることは少ないと思います。
その為、最終的には、就活に強いアドバイザーなどに相談してみることがおすすめです!
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